東京女子医科大学病院 膠原病リウマチ痛風センター
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Antifibrotic effect of apremilast in systemic sclerosis dermal fibroblasts and bleomycin-induced mouse model.

樋口 智昭先生の論文が、国際的な科学雑誌「Scientific Reports」に掲載されました。この研究では、強皮症(SSc)患者の皮膚線維芽細胞と、マウスモデルを用いて、アプレミラストという薬剤の抗線維化効果を明らかにしました。アプレミラストは、強皮症患者の真皮線維芽細胞における、線維化に関連するタンパク質の発現を減少させました。さらにアプレミラストはT細胞に作用して、マウスの皮膚の線維化を抑制しました。これにより、アプレミラストが強皮症の新たな治療選択肢となる可能性があることを示唆されました。

Sci Rep. 2023 Nov 8;13(1):19378. doi: 10.1038/s41598-023-46737-1. PMID: 37938601.

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