EULAR 2023に針谷教授、宮前先生、樋口先生、中村先生と参加してきました。ここ数年は渡航制限があったので久しぶりの現地参加になりましたが、会場・演題数とも非常に大きな規模の学会でした。日本から乗り継ぎ便で行くのも、現地でホテルから会場までの移動も、広い会場内での移動も、大変でしたが、リウマチ性疾患の治療や研究の最新の傾向について、肌で学んでくることができ、非常に有意義な学会参加となりました。特に、KDIGOガイドラインのGlomerulonephritisの章の責任者であるFloege先生に、ガイドラインに明確に記載されていないループス腎炎の治療方針についての数年来の個人的疑問について直接訊けたことが嬉しかったです。私自身は、The Asia Pacific Lupus Collaboration (APLC)のデータベースを用いた国際共同研究についてoral sessionで発表しましたが、広い会場で質疑応答も含めてこなせたのが良い経験となりました。
文責 勝又康弘