東京女子医科大学病院 膠原病リウマチ痛風センター
外来診療予約

初診外来

火曜日水曜日木曜日金曜日
   川口鎮司

強皮症筋炎・MCTD)

 宮前多佳子

小児リウマチ性疾患全般・周期性発熱症候群)

  勝又康弘

SLE筋炎・APS・血管炎

 田中榮一

関節リウマチ

     

 

初診外来は、最初の窓口となる外来です。初診外来は、火~金の午前中に行っており、経験豊富なリウマチ・膠原病専門医が担当しています。初診専用予約フォームまたは電話で予約してください【https://www.twmu.ac.jp/info-twmu/yoyaku.html】。通常は最初の1~2回のみ、この初診外来を受診いただき、その後も当センターへの通院が必要な場合には、平日のいずれかの再診枠で対応させていただきます。

紹介状や検査データ、お薬手帳などがあれば、是非お持ちください

担当医師:川口 鎮司田中 榮一宮前 多佳子勝又 康弘

※なお、現在、土曜日の再診外来は予約枠超過のため、新規の通院患者さんの受け入れは困難な状況です。そのため、初診外来を受診されても、土曜日外来通院希望の場合は、ほかの医療機関をご紹介することがございます。また、初診外来は平日のみで、土曜日の初診は救急対応のみとさせて頂いております。

初診外来を受診される方は、以下のリンクから注意事項をご確認ください。
初診の方>>【https://www.twmu.ac.jp/info-twmu/syoshin.html

文責 勝又 康弘
2022年9月12日 更新


関節炎

関節に炎症(痛みや腫れ)をきたす疾患について、当センターでは、古典的な抗リウマチ薬と生物学的製剤やJAK阻害薬などの最新治療を駆使して治療します。関節の超音波検査(エコー)やMRIなども積極的に行っています。
おもな疾患: 関節リウマチ、乾癬性関節炎、強直性脊椎炎、リウマチ性多発性筋痛症、痛風など。

なお、当科には線維筋痛症や慢性疲労症候群の専門家はおりません。


初診担当医: 田中 榮一

文責 勝又 康弘
2022年9月12日 更新


全身性膠原病

全身の臓器に症状をきたしうる以下の膠原病や類縁疾患について、当センターでは、免疫抑制薬や生物学的製剤などの最新治療を駆使して、ステロイドの使用は最小限にして治療します。詳しい検査や、重篤・緊急の病態を治療する場合には、入院で対応します。
おもな疾患: 全身性エリテマトーデス(SLE)、強皮症、多発性筋炎や皮膚筋炎、混合性結合組織病、シェーグレン症候群、血管炎、ベーチェット病など

なお、当科には線維筋痛症や慢性疲労症候群の専門家はおりません。


初診担当医: 川口 鎮司勝又 康弘

文責 勝又 康弘
2022年9月12日 更新


リウマチ手の外科外来

関節リウマチという病気は手指の痛み、腫れが初発症状であることがほとんどです。近年は最新の薬物療法により発症早期から病気をコントロールすることで関節破壊の進行を予防することが可能となっていますが、すでにある程度変形してしまった関節の治療は薬物療法では困難です。関節リウマチによる手指変形は進行すると「尺側偏位」「ボタン穴変形」「スワンネック変形」と呼ばれる特徴的な変形を呈するようになり、つまむ、握るといった機能的な問題ばかりでなく、外見の変形による美容上の問題も大きいため、患者さんにとって大きなコンプレックスとなっていることもあります。これらの変形は非常に複雑なメカニズムで生じているため、治療には専門的な知識と細かな技術が必要とされます。

当科はリウマチ手の手術全般において全国有数の豊富な手術実績を有しており、シリコン製の人工指関節置換術の件数は全国一位を誇ります。また近年は関節温存する軟部形成術という手法も積極的に取り入れています。

当センターでは専門外来として「リウマチ手の外科外来」を毎週行い、手の外科専門の医師が手指・手関節・肘・肩といった上肢全般の問題に対して診療を行っています。手指の変形に対する手術治療のご相談をはじめとして、変形予防の装具・リハビリによる治療も行っています。手に関してお悩みの患者さんは気軽にご相談下さい。

担当医師:王 興栄

文責 王 興栄
2021年4月1日 更新


リウマチ足の外科外来

当科で行っている手術のうち最も多く行われているのがリウマチ患者さんに対する足指の手術です。当科はリウマチ足の手術において全国的に見ても豊富な手術実績を有していて、良好な手術成績が得られています。関節リウマチが薬の力でコントロールできる時代を迎え、以前と比べれば関節破壊を来す患者さんの少なくなっているように思いますが、依然として足指の変形に悩まれている患者さんは少なくありません。リウマチ患者さんの足指の変形としては「外反母趾」、「中足基節関節(指の根元の関節)脱臼」、それに伴う「足底胼胝(足裏のマメ)」、「内反小趾」などがよく知られており、この他にも足指の変形に伴う「皮膚潰瘍」が生じることもあります。これらは歩行障害の原因にもなるため、患者さんの日常生活動作を著しく制限することにもつながっています。足指変形に対してはリウマチに対する治療の進歩にあわせた新しい術式の開発を行っており、当科で考案した関節温存手術を第一選択としております(1)。しかし変形が著しい場合には関節固定術や関節切除術を選択いたしますので、変形の程度にかかわらず改善が可能です。

1. Proximal rotational closing-wedge osteotomy of the first metatarsal in rheumatoid arthritis: clinical and radiographic evaluation of a continuous series of 35 cases.

リウマチ足の外科外来では足関節も対象としています。当科では足関節の手術も積極的に行っており、国内有数の手術件数を誇ります。主に人工足関節手術と関節固定術を行っていますが、適切なタイミングで適切な手術方法を選択することが重要です。2018年に新しい人工足関節が国内に15年振りに導入され、当院が2施設しかない初期導入施設となりました。すでに3年が経過しておりますが、従来使用してきた機種に比べてとても良好な初期成績が得られています。関節固定術を勧められたが、可動域を残したいとお考えの方は是非一度受診してください。変形性足関節症も対象としています。

足指や足関節などの変形・痛みに悩まれている患者さん、足周囲の手術をお考えの患者さんは是非「リウマチ足の外科」外来をご予約ください。手術に関するご相談だけでなく、装具療法やリハビリによる治療法も含め総合的な治療法をご提案させていただきます。

担当医師:猪狩 勝則矢野 紘一郎

文責 猪狩 勝則
2021年10月1日 更新


小児リウマチ科

<患者・ご家族の方へ>
年齢を問わず受診が可能です。これまでに受診された医療機関がおありの場合は、診療情報提供書(紹介状)を持参された方が、診療の参考となり、検査の重複を避けることができますが、なくても受診は可能です。


<医療機関の方へ>
入院が必要な症例など、緊急の場合は小児リウマチ担当医(宮前多佳子、岸 崇之(小児科所属))までご相談ください。

文責 宮前多佳子
2024年11月9日 更新