東京女子医科大学病院 膠原病リウマチ痛風センター
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Expansion of HLA-DR Positive Peripheral Helper T and Naive B cells in Anticitrullinated Protein Antibody-Positive Individuals At Risk for Rheumatoid Arthritis.

この研究は、関節リウマチ(RA)という病気が始まる前の段階における、血液の中の免疫系がうまく働かない問題について調べています。

この研究では病気になりそうな人(ACPAという関節リウマチで出現する抗体が陽性だがRAの診断がついてないひと)、病気が始まったばかりの人(ACPAが陽性でRAの診断がついているが未治療の人)、そして健康な人(ACPAが陰性の人)の血液を使いました。特別な装置を使って免疫細胞に発現しているマーカーを特定し、コンピューターのプログラムを使って、これらの人々の間で免疫系にどんな違いがあるかを検討しました。

結果として、病気になりそうな人や病気が始まったばかりの人の血液には、特定の種類の免疫細胞が通常よりも多く存在しているということがわかりました。これらの細胞は、RAが発症する過程で重要な役割を果たしていると考えられました。

この発見は、将来的にRAを予防したり治療したりする新しい方法を見つける手がかりになるかもしれません。

 Arthritis Rheumatol. 2024 Feb 27. doi: 10.1002/art.42839. Epub ahead of print. PMID: 38412870.