東京女子医科大学病院 膠原病リウマチ痛風センター
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樋口智昭先生の論文がClinical Rheumatologyに掲載されました。

Clin Rheumatol. 2026 Apr 28. doi: 10.1007/s10067-026-08139-2. 

 Increasing proportion and more favourable outcomes of seronegative rheumatoid arthritis:
analysis of the IORRA cohort from 2000 to 2021. Higuchi T, Tanaka E, Inoue E, Sugano E, Ikari K, Harigai M.

PMID: 42050091.

日本の単施設RAレジストリIORRA(2000〜2021年)の発症4年未満の関節リウマチ4354例を用い、RF・抗CCP抗体がともに陰性の「血清陰性RA」の割合の経時的推移と予後を検討しました。血清陰性RA患者の割合は15.8%で、2000〜2010年の14.4%から2011〜2021年の17.9%へ増加し、2011〜2021年の期間の血清陰性と有意に関連していました。また登録後3年間の疾患活動性の推移については、血清陰性例は血清陽性例より良好でした。本研究から、血清陰性RAは近年増加傾向にあること、また、血清陽性RAとは異なる比較的予後良好なサブグループとして、治療戦略を分けて考える必要性が示唆されました。